1934年、日本初の国立公園の一つに選定された「雲仙国立公園」に、
1956年には天草地域が追加され「雲仙天草国立公園」が誕生しました。
有明海の向こうにそびえ立つ雲仙岳と、青く輝く海、大小120もの島々が織り成す
天草の海洋景観が、「雲仙天草国立公園」最大の魅力です。
上島の東海岸沿いには切り立った稜線が海に迫る「観海アルプス」の絶景。
水平線に沈む夕陽が美しい西海岸をはじめ、海岸線には陸繋島や海蝕崖が点在しており、
奇岩怪石の景勝を描いています。
「雲仙天草国立公園AMAKUSA」ならではのその魅力をご紹介します。

妙見浦

迫力ある海岸景観が広がる国指定の名勝天然記念物。荒波が長い年月をかけて形づくった岩肌は圧巻で、自然の力強さを間近に感じられます。海食崖と柱状節理が織りなす岩の造形美は、「雲仙天草国立公園AMAKUSA」ならではの風景です。
所/熊本県天草市天草町下田南

鬼海ヶ浦展望所

「鬼海ヶ浦展望所」は、天草西海岸のダイナミックな断崖と東シナ海の大海原を一望できる絶景スポットです。夕刻には水平線に沈む夕日が海と空を茜色に染めていくサンセットラインにあり、ドライブ途中に気軽に立ち寄れます。
所/熊本県天草市天草町下田北2256

十三仏公園

「十三仏公園」は、天草灘を望む高台に位置し、妙見浦から白鶴浜海水浴場までを一望できる公園です。室町時代に近くに建立された十三仏堂にちなんで名付けられ、園内には与謝野鉄幹、晶子夫妻の歌碑も見ることができます。
所/熊本県天草市天草町高浜北

天草夕日八景③ 大ヶ瀬の夕景

天草灘の荒波に削られた岩礁群「大ヶ瀬」は、天草を代表する夕景の名所です。付近の海底にはサンゴやウミトサカ、オワギワヒドラなど熱帯系の生物が生息しており、まさに雲仙天草国立公園の魅力が詰まったスポットです。

西平椿公園

約2万本のヤブツバキが自生し、例年1月中旬から3月中旬頃になると真っ赤なツバキの花が一面に咲き誇ります。この地を見守り続けてきた樹齢100年以上のアコウの木も見どころのひとつ。花と海、空が織りなす風景は天草の冬の風物詩です
所/熊本県天草市天草町大江7480-5

世界文化遺産・天草の﨑津集落

2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。集落内では、潜伏キリシタンが日常的に祈りを唱えていた神社やゴシック様式の教会、岬の突端に祀られた海上マリア像などの信仰の軌跡にふれることができます。
所/熊本県天草市河浦町崎津一帯

遠見山すいせん公園

牛深港を見下ろす標高217mの展望公園は、市民の憩いの場。例年12月中旬から4月上旬までは、山頂一帯に約45万株の二ホンスイセンと19種5万本の西洋種のスイセンが咲き誇ります。東シナ海に沈む夕景は「天草夕日八景」のひとつ。
所/熊本県天草市牛深町1415

茂串海水浴場

熊本県内でも珍しい自然の地形をそのまま生かした海水浴場。海中に砂浜と岩場の部分があり、魚やカニなどの海の生物を見ることができます。自然のままのの透明度は県内でもトップクラスで、5月~6月頃にはウミガメが産卵に姿を現すことも。
所/熊本県天草市牛深町

砂月海水浴場

遠浅で利用しやすい家族連れに人気の海水浴場。車椅子でも砂浜まで行けるスロープが併設されています。美しい弧を描く三日月形の1kmにわたる砂浜が名前の由来。ビーチ周辺には広場や公園があるので、大人から子どもまでゆっくりと海を満喫できます。
所/熊本県天草市牛深町砂月

鶴葉山園地(海中公園)

天草の最南端の岬にある公園。春になると約1,000本の桜が満開になり、海と桜の美しいコントラストを楽しめます。展望台へ続く遊歩道沿いには、季節ごとにツツジやスイセンなどが咲き誇り、四季折々の景観美を愛でることができます。
所/熊本県天草市河浦町宮野河内

四季咲岬灯台

富岡半島の先端にある白亜の灯台(標高46m)。周辺は「四季咲岬公園」が整備されており、ハマジンチョウやトベラ、ツバキなど、季節ごとに“自生の草花”が咲いて「雲仙天草国立公園AMAKUSA」を彩ります。9~12月には海に沈む夕日を見ることができます。
所/熊本県天草郡苓北町1341

白岩崎

荒波が刻んだ岩場が連なる「白岩崎海岸」。真っ白な巨岩が点在するその景観は、天草の原風景を象徴するといわれています。白い岩の正体は、なんと「天草陶石」。世界有数の陶石の産出地として名高い天草ならではのダイナミックな魅力を体感できます。
所/熊本県天草郡苓北町富岡

湯島灯台

かつて、三池港で帆船に積み込まれた石炭を⻑崎口之津港まで運ぶ海の道しるべとして機能していた、湯島の高台に立つ小さな灯台。湯島といえば、天草四郎ゆかりの談合島と呼ばれたり、近年では猫島として人気を集めています。自然と猫たちに癒やされるひとときを。
所/熊本県上天草市大矢野町湯島

パールサンビーチ(樋合海水浴場)

300mもの白い砂浜と穏やかな海。晴れた日には雲仙普賢岳や長崎鼻を望み、潮が引くと向かいの高杢島まで歩いて渡れるのも魅力です。道中、永浦島の干潟はハクセンシオマネキの日本有数の生息地。例年6~8月にはハサミを振り上げる求愛行動を見ることができます。
所/熊本県上天草市松島町合津

倉岳神社

天草諸島の最高峰・倉岳(標高682m)山頂付近に鎮座する神社。眼下には不知火海(八代海)の穏やかな海や御所浦の島々、そして反対側からは有明海から雲仙まで360度のパノラマが楽しめる絶景スポットです。“天空の鳥居”の映えスポットとしても人気。
所/熊本県天草市倉岳町棚底

黒島海水浴場

御所浦港から海上タクシーで15分。周囲1.9kmという小さな島は、誰も住んでいない本当の無人島です。海水浴場は、6月15日~8月31日がオンシーズン。キャンプ場も併設されていますが、電気も水道もない、真のサバイバルキャンプを楽しめます。
所/熊本県天草市御所浦町黒島

竜洞山展望台

不知火海から天草諸島、鹿児島の島々まで、展望台から臨む360度の大パノラマは絶景。新和町には楊貴妃伝説が受け継がれ、竜洞山には楊貴妃の像と「竜の穴」という不思議な洞穴も残されています。「撫でたら美人になる」といわれている楊貴妃像を訪ねてみては。
所/熊本県天草市新和町小宮地

矢筈獄

天草諸島の最高峰である倉岳の尾根に続く矢筈嶽(標高636m)は、「倉岳アルペンルート」(花道登山道)からの登山がおすすめ。石仏が点在する山道をゆくと、山頂には「金刀比羅宮(ことひらぐう)」が鎮座しており、遠く御所浦の島々を眺める視界が広がります。
所/熊本県天草市倉岳町宮田

高杢島

干潮時の数時間だけ海の中から島へ続く道が現れ、歩いて渡ることのできる小高いフォルムがかわいい無人島。最近では“天草のモンサンミッシェル”と呼ばれ、映えスポットとして人気を集めています。歩いて渡るなら「樋合新港」の潮見表で干潮時間をチェックしましょう。
所/上天草市松島町合津樋合

天草五橋

1966年に開通した「天草五橋」は、1号橋(天門橋)、2号橋(大矢野橋)、3号橋(中の橋)、4号橋(前島橋)、5号橋(松島橋)からなり、青い海に浮かぶ島々の風景を眺めながら車や自転車で走行できる絶好のルート。「天草パールライン」の愛称で親しまれています。
所/上天草市一帯

高舞登山展望台

天草屈指の多島美を望める展望地。頂上付近からは西に有明海を経て雲仙を望み、東に不知火海、はるか遠くには阿蘇を眺めることのできる松島随一の展望地です。夕景は「日本の夕陽百選」にも選ばれており、春には花見客が足を運ぶ市民の憩いの場として知られています。
所/熊本県上天草市松島町阿村

千厳山展望台

奇岩が織りなす風景から千巌山と名付けられました。標高162mの山頂からは眼下に「天草五橋」が一望でき、晴れた日には宇土半島、島原半島、天草下島、八代海など360度のパノラマが楽しめます。春には桜の名所として知られる風光明媚なスポットです。
所/熊本県上天草市松島町合津

白嶽森林公園キャンプ場

総面積50haもの広大な自然公園。園内にはキャンプ場のほか、「不動の滝」「矢岳神社」「矢岳巨石群遺跡」などの見どころも多く、のんびり散策を楽しめます。白嶽山頂(標高373メートル)から上空90mを滑空する全長350mの「天空ジップライン白嶽」が人気!
所/熊本県上天草市姫戸町姫浦5395-2

次郎丸岳

次郎丸岳(標高397m)は、太郎丸岳(標高281m)と兄弟岳で、共に九州百名山にも選ばれています。山頂からは天草松島、有明海、雲仙、八代海まで360°のパノラマビュー。次郎丸岳直下の大露岩をロープで上り、振り返ると目の前に松島の絶景が広がる瞬間は最高です。
所/熊本県上天草市松島町今泉

龍ヶ岳山頂自然公園

龍ヶ岳山頂(標高470m)の自然公園。晴れた日には、眼下に阿蘇や雲仙・霧島までも見渡すことができ、環境省主催「スターウォッチング」で“日本一美しい星空”に認定された実績も。園内にはハートのくぼみがある巨岩があり、恋愛運アップのパワースポットとしても人気。
所/熊本県上天草市龍ヶ岳町大道

